
築古物件と築浅物件、どう違うの?
賃貸物件を探すときによく目にする「築浅」や「築古」というワード。「見た目が古いかどうかだけ?」と思いがちですが、実は住み心地やコスト、耐震性、リフォームの有無などにも関わってくる重要なポイントです。今回は、築年数による違いや耐用年数についてわかりやすく解説します!
✅ 「築浅」「築古」とは?
🔍 どれくらいの築年数から「古い」とされる?
用語 | 築年数の目安 |
---|---|
築浅物件 | 築5年以内(目安) |
築10年以内 | 比較的新しい |
築古物件 | 築20年以上 |
「築浅」とは、築年数が浅い=建てられてからあまり年数が経っていない物件を指します。一方、「築古」は築20年、30年を超える物件もあり、外観や設備に年季を感じるケースも。
✅ 築浅物件のメリット・デメリット
✨ 人気が高いけど注意点も
メリット:
・最新の設備や間取りで快適
・耐震性能が新基準に準拠している
・セキュリティ対策がしっかりしていることが多い
デメリット:
・家賃が高めに設定されている
・入居審査がやや厳しめ
・競争率が高い(人気エリアだと特に)
✅ 築古物件のメリット・デメリット
💡 掘り出し物もある!
メリット:
・家賃が安く抑えられる
・広めの間取りが多い
・交渉次第で家賃や条件を下げられることも
デメリット:
・耐震性や断熱性に不安がある場合がある
・設備が古い、給湯器やキッチンなどの使い勝手が悪いことも
・共用部分の清掃や管理が行き届いていないことがある
✅ 耐用年数とは?
🔧 法的な建物の寿命の目安
建物には「法定耐用年数」があり、これは税務上の減価償却を計算するための基準ですが、建物の実際の寿命や価値を考える目安にもなります。
建物の構造 | 法定耐用年数(参考) |
---|---|
木造 | 約22年 |
軽量鉄骨造 | 約27年 |
鉄筋コンクリート造(RC造) | 約47年 |
💡 耐用年数を超えたからといって、すぐに住めなくなるわけではありません!
リフォーム・リノベーションされている築古物件も多く、見た目や設備は築浅と変わらないこともあります。
🔄 築浅 vs 築古、どっちがいい?
比較項目 | 築浅物件 | 築古物件 |
---|---|---|
家賃 | 高め | 安め |
設備 | 最新(オートロック・宅配BOX等) | 古め(場合によってはリフォーム済) |
耐震性 | 高い(新耐震基準) | 旧耐震基準の可能性あり |
競争率 | 高い | 低め |
雰囲気・間取り | コンパクト | 広め |
🔚 まとめ:築年数の違いも物件選びの大切なポイント!
築浅は快適さと安全性を求める人向け、築古はコストを抑えたい人や広さを重視する人に向いています。
「築古=悪い」とは限らず、内装がしっかりリフォームされていればお得な選択肢になることも!
住み心地やライフスタイルに合わせて、築年数だけでなく設備や管理状態もチェックして、自分にぴったりの物件を見つけましょう!