
お部屋探しをしていると、ふと物件情報に出てくる「都市ガス」「プロパンガス」というワード。
「プロパンって高いんじゃない?」「都市ガスの方が良さそうだけど…」と、なんとなくで選びがちなこのポイント。
でも実は、ガスの種類にもメリット・デメリットがあるってご存知でしたか?今回は、都市ガスとプロパンガスの違いや、それぞれの特徴・注意点についてわかりやすくお伝えします!
そもそも、都市ガスとプロパンガスってどう違うの?
✅ 「プロパン=高い」は本当?実はメリットも
よく言われるのが、「プロパンガスは料金が高い」というイメージ。
確かに、プロパンは自由料金制で、ガス会社や契約内容によって価格にバラつきがあります。都市ガスと比べてガス代が高くなる傾向は否定できません。
しかしその一方で、プロパンガスならではのメリットもあります。
例えば、プロパンはガスボンベで個別に供給されているため、地震などの災害時にも比較的早く復旧できるという強みがあります。
また、インフラ整備が必要な都市ガスと違って、地方や山間部でも使えるため、幅広いエリアで対応可能。
さらに、プロパンは熱量(エネルギー)が都市ガスの約2倍あるため、調理やお風呂などで火力が強く、お湯が早く沸くという利点もあります。
🧱都市ガスの魅力はやっぱり「コスパの良さ」
一方、都市ガスは公共性の高いインフラとして供給されており、料金が安定していて比較的リーズナブル。
毎月のガス代を抑えたい方にとっては、大きなメリットになります。
また、都市部を中心に広く整備されているため、新築・築浅の物件では都市ガスが採用されているケースが多いのも特徴です。
ただし、都市ガスは地中の配管を通して供給されるため、地震などで配管が破損すると、復旧に時間がかかる場合もあります。
🛠️ どっちが良い?迷ったときの選び方
「結局、都市ガスとプロパンガス、どちらが良いの?」と迷ってしまう方も多いと思いますが、大切なのはご自身のライフスタイルに合っているかどうかです。
毎月の光熱費を少しでも抑えたい方や、都市部での暮らしを前提としている方には都市ガスが向いています。
一方、災害時の復旧の早さや、エリアに左右されにくい供給方法を重視したい方、地方での物件を探している方にはプロパンガスも選択肢になります。
また、プロパンガスの物件でも、ガス会社や契約内容によって料金が大きく変わるため、気になる物件があれば「ガス代の目安」や「どの会社と契約しているか」を不動産会社に確認してみることをおすすめします。
🏢 まとめ:ガスの種類も、賃貸選びの大事なポイント
お部屋探しをしていると、つい間取りや築年数、駅からの距離ばかりに目が行きがちですが、「ガスの種類」も見逃せない大切な要素です。
毎月の生活費や、災害時の安心感にも関わるからこそ、都市ガスなのかプロパンガスなのかを事前に把握しておくことが、快適な暮らしへの第一歩になります。
もし迷ったときは、ガスの種類だけでなく、「料金の目安」「管理状況」「対応の早さ」などもあわせてチェックしてみてくださいね。