福島店

Tel:06-6451-3510

営業時間:10:00~19:00(定休日:水曜日)
MAIL:fukushima@lakia-fudosan.co.jp

Follow us

OFFICIAL SNS

Tel:06-6451-3510

営業時間:10:00~19:00(定休日:水曜日)

〜日当たりだけで部屋を決める人が、意外と後悔している話〜

「家賃や築年数ばかり気にして、管理状態は後回し…」
そんな方は実はとても多いもの。

不動産の現場にいると、ほぼ毎日のように聞く言葉です。
たしかに南向き=日当たりが良い、というイメージは間違っていません。

ただ、“南向き=正解”という思考停止で部屋を選ぶと、
あとから「こんなはずじゃなかった…」となるケースも実は少なくありません。

今回は、不動産仲介の立場から
なぜ「南向き信仰」が危ないのかを、冷静に整理してみます。


目次

✅ 夏、想像以上に「暑すぎる」問題

🏡 夏、想像以上に「暑すぎる」!!

南向きの部屋は、
✔ 朝から夕方まで日が入り
✔ 特に夏は直射日光が長時間当たります

その結果、

  • エアコンが効きにくい
  • 電気代が上がる
  • 室内温度が下がらない

という現象が起きやすくなります。

「日当たりがいい=快適」ではなく、
“日当たりが良すぎる”ことで生活コストが上がるケースもある、
という点は意外と見落とされがちです。


🛠 家具・床・カーテンが想像以上に傷む

南向きの直射日光は、
家具や床にとってはなかなか過酷です。

  • フローリングの色あせ
  • ソファやベッドの焼け
  • カーテンの劣化

これらは2〜3年住むとハッキリ差が出ることもあります。

特に長く住む予定の方ほど、
「日当たりが良い=資産的にも安心」と思いがちですが、
室内の劣化が早まるという逆の側面もあります。


📝 実は「南向き=明るい」とは限らない

ここが一番の落とし穴かもしれません。

南向きでも、

  • 目の前にマンションがある
  • 隣地に将来建物が建つ
  • ベランダが深く影になっている

こうした条件が重なると、
南向きでもほとんど日が入らないという物件も普通に存在します。

一方で、

  • 東向きで朝日がしっかり入る
  • 西向きでも前が抜けている

こうした部屋の方が、
実際の生活では明るく快適なことも珍しくありません。

方角よりも大事なのは、
「何時に、どれくらい光が入るか」です。


📌 ファミリータイプの方

👀 共働き・日中不在なら、南向きのメリットは薄い

日中ほとんど家にいない方の場合、

  • 日当たりの良さを体感できない
  • 帰宅後はもう暗い

というケースも多いです。

その場合、

  • 夏の暑さ
  • 家賃の高さ(南向きは割高になりやすい)

だけを引き受けている、
という状態になることも。

ライフスタイルと方角が噛み合っていないと、
南向きは必ずしも“良い選択”になりません。


👀 本当に見るべきは「方角」ではなく「環境」

不動産の現場で、
実際に満足度が高い方が重視しているのは、

  • 前面が抜けているか
  • 周囲の建物との距離
  • 窓の大きさ・位置
  • 生活リズムとの相性

こうした**“環境”の部分**です。

南向きはあくまで「条件の一つ」。
正解ではありません。


👀 まとめ:南向きは「万能」ではない

南向きの部屋が悪いわけではありません。
ただし、

  • 暑さ
  • 劣化
  • 家賃
  • ライフスタイル

これらを考えずに
「南向きだから」という理由だけで決めるのは、少し危険です。

部屋選びで後悔しないためには、
「自分の生活に合っているか?」という視点が何より大切です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

LAKIA不動産の編集メンバーが不定期で更新します。不動産界隈の最新ニュース・物件更新情報・LAKIA不動産からのお知らせやお部屋探しに役立つ情報をわかりやすく紹介します!